人は新しく生まれなければ神の国に入ることができません。
【司祭さまのお話】
聖霊降臨日に皆さんが作った鳩が礼拝堂に飾られました。これを見た教会の皆さんが「とっても素敵だから、聖霊降臨の間飾っておきたいです。」と喜んでくださったので、もうしばらく飾っておくことにしました。来週は吉田主教さんもいらっしゃいますから、見ていただきましょうね。
今日のみことばは、
誠に誠にあなたに告げます。人は新しく生まれなければ神の国に入ることはできません。
イエスさまがニコデモさんに告げた言葉です。
誠に誠にという言葉は、確かに確かにという意味です。
幼稚園でも先生が「はい、みなさん。よーく聞いてくださいね。いいですか、皆さん。先生がこれからお話しますからね。」って言うでしょう。
今から私はとても大切なお話をするから、よく聞くんですよ。ということです。
イエスさまは、「ニコデモさん、今から大切なことを言いますよ。人は新しくならなければ神の国に入ることはできません。イエスさまを信じて他の人の話を聞かなかったり、誰かと一緒に生きて行きたいと思うならば、神さまを信じて洗礼を受けたら、誰でも天国に入ることができますよ。」とおっしゃったのです。
昔、アメリカから来られたドレーパー司祭さんという方が50年間日本で働いてくださいました。その方は長く日本に住んでいたけれど、日本語があまり上手ではありませんでした。
でも、「マコトーニマコトーニアナタニツゲマース!!」って、誠に誠にを大きな声で強調して、みんなびっくりして聞き入っていました。
その時のしゃべり方がずっと司祭さんの心の中に残っていて、日本語があまり上手ではなかったけれど、とても大切なことだったから強調しておっしゃってたんだなと今思います。
今の聖書では、誠に誠にの所は「はっきり言っておく」と書いてあります。
私たちも、神さまの言葉をちゃんと良い耳で聞けるようになりましょう。
今日の分級は、2色の紙を使ってマジックカードづくり。
真ん中に貼ったシールが瞬間移動するんだよ。
すごいでしょう!
分級の時に、もうすっかり良い青年になられた日曜学校の卒業生がひょこっとお顔を見せにきてくださって、お土産のおやつまでいただいちゃいました。
とても嬉しかったです。またいらしてくださいね。