2018.3.18 田村先生のお話
この日は哲也司祭さまが盛岡の教会の礼拝に行っておりました。
そのため、礼拝の時のお話は、田村先生がしてくださいました。
ある小さな教会の人たちは、合唱が上手なんです。とってもハーモニーが美しくて、たくさんの人を魅了しました。
そして、「田舎の教会だけで歌うのはもったいないから、是非大きな街に歌いにきてちょうだい。」とお誘いを受けました。
そして電車で大きな街に向かって、一同はある駅に着き、次に乗る電車を待っていました。
すると、その人たちが立って歌えるような場所がちゃんとありました。
「せっかくだからここでも歌いたいわ!」みんなの意見が一致して、そこで聖歌とかを綺麗に歌ったんですって。
そこにいたお客さんはみんな立ち止まって綺麗な歌声にうっとりと聞き入って、たちまち歓声を浴びました。
その中に、立派な紳士が聞いていました。その紳士はとても真面目な方でした。歓声を聞いたその紳士が、「ちょっときみたち!」と険しい声をあげました。「どこから許可をもらってここで歌っているんだ!」と紳士が言うと、合唱団のメンバーたちは、そうだ、どこにも許可をもらっていないと思ってしゅんとして下を向いてしまいました。
すると、別の立派な方が来て拍手喝采。
「許可なんいらないよ。この合唱団は素敵なハーモニーで歌って、みんなの心を魅了してくれたじゃないか。このメンバーたちは神さまに祝福されているからでしょう。みんなで歌ってくれて本当にありがとう。」
その立派な方の意見に大きな拍手があがり、一件落着。
合唱団の人たちも素敵な声を届かせることができたとホッとしました。
ひとつの物事が捉え方によって、やりやすく穏やかにいくんじゃないかと思います。
皆さんの大斎の心がけは何に決めたか分からないけど、良いイースターを迎えられますように。
2人のお兄さんたちが、それぞれ小学校、高校を卒業されました。
それぞれのこれからの歩みに神さまの祝福がありますように。みんなでお祝いの気持ちを込めて「おめでとう!」と拍手をしました。
この日の分級は、白い紙をカードサイズに切って、ろうそくで絵を描きました。そして水で薄めた絵の具でデコレーション!
するとあらあら不思議!
最初にろうそくで描いた絵が浮き出てきて、春らしいイースターカードができましたとさ♪