2017.6.18 窓
【司祭さまのお話】
先週は7人のお友だちがアコライトをしてくださいました。どうもありがとう!
八戸聖ルカ教会にきてくださった加藤主教さんは、6月31日で主教さんをおやめになります。
司祭さんは、主教さんのお話を聞いてとても嬉しかったんです。
子どもたちみんなが大人と一緒に礼拝に参加することによって素晴らしい祈りになると言うことを前に聞きました。
そこで司祭さんは、みんながアコライトとしてお手伝いしてくれることが最高のプレゼントになるんじゃないかと思ったのです。
主教さんは先週みんながお手伝いして礼拝に一緒に参加してくれたことを、とても喜んでくださいました。
また、お礼拝の中で窓のお話をしていましたね。
みんな覚えていますか?
窓にはいろんな景色が見えます。
それは見る場所によって景色が全部違うんです。
みんなはこれからいつか沖縄に行く機会があるかもしれませんね。
旅行に行くと言うことは楽しい場所に行くということです。
ところが、教会を通して行く旅で沖縄を見ると、楽しいことを経験するばかりではなくて、沖縄は昔戦争があってたくさん殺されたという事を知ることができます。
教会やニュースでよく聞く平和ってなんだろうと言うことを考える機会があります。
そのことはなかなか普通の旅行では見られない「景色」です。
みんなが中学高校大学になると、教会でいろんなプログラムに参加することができます。
例えば、韓国やフィリピン、沖縄などに行く機会があります。
教会が連れて行ってくれる場所は楽しいことももちろんあるけれど、戦争があった事や悲しい歴史があるという「景色」を見ることができます。
教会を通して見る窓は違う景色かもしれません。
主教さんはみんなに「いろんな経験をしてください。」とおっしゃっていました。
礼拝をすれば普段経験できない「景色」を見ることができます。
司祭さんも若い時にいろんなところに行っていろんな経験をしたんですよ。
教会の窓から見るいろんな景色があることを忘れないでください。
みんな一人一人が神様がプレゼントしてくださった素晴らしい人たちです。
ですから、いろんな景色を教会の窓から見て欲しいです。
さて、今日の分級の始めには、一番最初に作られたハッピーサンデーを見せていただきました!
見応えがあります。
一番最初に作られたハッピーサンデーは昭和55年のイースターでした。時代はかわっても、それが今でも変わらず毎月発行しています。すごいですね!中には日曜学校のお友だちのお父さんやお母さんの名前も載っていて、みんなでびっくりしました。
八戸聖ルカ教会の宝物です。これからも大事にしていきましょう!
そして、今日は初めての挑戦!ということで、小学生のお友だちを中心にお礼拝の司式の練習をしてみました。
一人一人2頁分を練習してみましたが、みんな思った以上に上手だったのです!
新たなステップです。
秋頃から司式のお当番ができるといいですね。それに向けて少しずつ練習していきましょう。
その後は聖書を開いてみよう。
ハッピーサンデーに書かれている6月の聖書の箇所を子ども向けの新約聖書と、大人向けの旧約聖書と新約聖書がセットになったものも開いてみました。
2回目とあって、聖書を開くことも随分と慣れてきました。
「あたしひらがな分からないのー。」と話していた小さなお友だちがいました。
大丈夫だよ!
お話を聞くことができるお耳があるもの。
ひらがなもだんだん分かるようになり、大きくなったらお兄さんお姉さんのように出来ることももっと増えていきます。
最後は田村先生と一緒にお礼拝の時に歌う聖歌の練習をしました。
たくさん練習したからこれでバッチリ。
来週綺麗な歌声を神さまにおささげしましょう。