自分を愛することって?
さあ、イエスさまが天に昇られて最初の日曜日ですよ。
皆さんに質問です。
皆さんは自分のことが好きですか?
自分の事が好きな人ってね、とってもいいことなんだよ。
司祭さんはこんな悲しいお話しを聞いたことがあるんです。
ある女の子が教会に行って、礼拝の中で司祭さんのお話を聞いたんです。司祭さんはその時聖書のみ言葉からこのようにお話なさいました。
「自分を愛しなさい。」
女の子はそのときこう思いました。
自分を愛するってどういうことだろう?
そんな素朴な疑問を司祭さんに投げかけました。
「自分を愛するってどういうことですか?私には、お父さんもお母さん、おじいちゃんおばあちゃんもいません。お友だちもいないんです。私はこの世に生まれてきて良かったのかな。自分に親切にされた事がないから分からないんです。」
それを聞いた司祭さんはびっくりしつつ、かわいそうだな、と思いました。
その女の子は次第に教会に救いを求めて通うようになり、教会に行けばいつも多くの方が声をかけてくれて、いつも私は大切にされているな、教会っていいなと思うようになりました。
だんだんとその女の子は、人を大切にする、愛するってこういうことだったのか、と分かるようになりました。
そして、次第に女の子自身も人に親切にすることができるようになったんです。
みんな自分を大切な存在なんです。
神さまが私のことを大切に思ってくれていると分かった時に、人にも大切にできるようになるんですよ。
イエスさまはみんなの事を愛してくださっています。
皆さんはそのことをずっと覚えていてください。
今日の分級の担当はひろこ先生です。
新聞を一枚とって、真ん中の部分をつまんでごらん。
そうするとね。
とんがり帽子ができるんだよ!
新聞紙がふにゃふにゃしているし、形がそれぞれ違うから、重ねていくのが結構難しいんです。
今度はもう一枚の新聞でわっかを作って輪投げ!一番たくさんとれたのは誰でしょう?身近なものでできる遊び、楽しかったですね!
さて、来週は小学生のお兄さんとお姉さんは、アコライトの練習をします。よろしくお願いします!